コモドSSL証明書 wwwありwwwなしの対応状況

コモドSSL証明書の下記対象製品はCSRのコモンネームに対してwwwありwwwなしの両方のURLでSSL通信ができるように認証局において自動的にSANs登録します。

対象製品

SSL通信対応例

■CSRのコモンネームがドメイン名の場合

CSRのコモンネーム

(例1)　yourdomain.com
(例2)　www.yourdomain.co.jp

(例1)　yourdomain.com
〇https://yourdomain.com(SSL通信できます)
〇https://www.yourdomain.com(SSL通信できます)[SANs拡張]

(例2)　www.yourdomain.co.jp
〇https://www.yourdomain.co.jp(SSL通信できます)
〇https://yourdomain.co.jp(SSL通信できます)[SANs拡張]

■CSRのコモンネームがサブドメイン名の場合

CSRのコモンネーム

(例3)　hoge.yourdomain.com
(例4)　www.hoge.yourdomain.co.jp

(例3)　hoge.yourdomain.com
〇https://hoge.yourdomain.com(SSL通信できます)
〇https://www.hoge.yourdomain.com(SSL通信できます)[SANs拡張]

(例4)　www.hoge.yourdomain.co.jp
〇https://www.hoge.yourdomain.co.jp(SSL通信できます)
〇https://hoge.yourdomain.co.jp(SSL通信できます)[SANs拡張]

【ご注意】

上記例はSANsを識別可能なウェブブラウザからアクセスした場合の事例です。
SANsに対応していないブラウザからアクセスした場合は、[SANs拡張]のURLではSSL通信できません。
フューチャーフォン(ガラケー)ではほとんどの機種がSANsに対応していません。

SANsとは

SSLサーバ証明書に含まれる情報として、コモンネームを含むサブジェクトとは別に「SAN」という拡張領域があり、
Subject Alternative Names (以下、SANs）とは「サブジェクトの別名」としてサーバー証明書内に記載される項目のひとつです。
SANsを含む証明書を利用すると、サブジェクトで指定したコモンネーム（FQDN）とは別に SANsで指定されたコモンネームへのSSL通信が可能となります。
つまり、1枚の証明書で複数のコモンネーム（サブジェクトで指定したコモンネーム、およびSANsに記載されているコモンネーム）へのSSL通信が可能となります。

認証局(CA)の製品種類による違い

認証局によりまして製品ごとにwwwあり、wwwなしの対応状況に違いがあります。

ジオトラスト	RapidSSL クイックSSLプレミアムトゥルービジネスID トゥルービジネスID EV	wwwあり/wwwなし対応状況
	RapidSSLワイルドカードトゥルービジネスIDワイルドカード	wwwあり/wwwなし対応状況
	トゥルービジネスIDマルチドメイン	wwwあり/wwwなし対応状況
デジサート	セキュア・サーバID セキュア・サーバID EV グローバル・サーバID グローバル・サーバID EV	wwwあり/wwwなし対応状況
Thawte	SSL123 SSLウェブサーバ	wwwあり/wwwなし対応状況
コモド	ポジティブSSL エッセンシャルSSL	wwwあり/wwwなし対応状況
	ポジティブSSLワイルドカードエッセンシャルSSLワイルドカード	wwwあり/wwwなし対応状況
	ポジティブSSLマルチドメインポジティブSSLマルチドメインワイルドカード	wwwあり/wwwなし対応状況

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